●当院は純漢方の経絡(けいらく)鍼灸がメインの治療院です |
経絡(けいらく)とは
身体には、五臓−肝、心、脾、肺、腎−と関係の深い流れが全身を巡っています。
これを経脈(けいみゃく)、絡脈(らくみゃく)といい、合わせて経絡(けいらく)といいます。
治療の方法
治療は経絡の「気」の過不足を調整する事にあります。方法は関係する経絡の「つぼ」に細いはりを接触して経絡を整え「脈」を変えてゆきます。
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●つぼを指で触れると脈が変わる! おなかが変わる! |
鍼を刺さずに何故治療ができるのか
「つぼ」にはいろいろな性格がありますが、この「つぼ」にごく「軽く」でいいのですが、指を触れると即座に脈(脉)が変化します。
締まったり、拡がったり、硬くなったり、早くなったり、沈んだり、浮いてきたり……。
これはほんの一例ですが間違いなく変化します。
この変化は素人の方でもその良し悪しは判断できずとも「あっ! 変わった!」と思うぐらいにすぐ分かりますが、熟練すると客観的に判断できるようになります。
この脈の良し悪しを考慮して患者様の身体に合わせた脈状に鍼を運用して変えてゆきます。
以上が接触鍼で治療が可能な所以です。
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●「脈が変わる」ことの優位性
脈が変わるということはどう言うことでしょうか。
全身は血液から栄養を受けています。そして血管は全身に分布して生命活動を営んでいます。脉診は左右の手首に3本指を当てて検脉をしますが、例えばあるつぼに鍼を施したときに右の脉は「浮いていて早く」、左の脉は「沈んでいて遅い」なんてことはあり得ません。全身の何処の血管をとっても脈状は同一です。腕の脈、脳内の脈、内臓そして筋肉の脈を何処をとっても……。
鍼を施して脈が変わることは全身に大きな影響を与えることになります。いい脈状は全身の生命力を強め自然治癒力を最大に高めます。
●接骨
骨折(こっせつ)
以下のような症状は骨折かどうかの判断の目安です。
●腫れる ●形が変わっている ●動かせない
●皮膚の色が変わってくる ●動かしたり、触れると激しい痛みがある
脱臼(だっきゅう)
脱臼は関節がはずれることで、顎、肩、肘、指、によく起こります。早急に正しく戻し、
きちんと治しておかないと、後で関節が動きにくくなったりします。
捻挫(ねんざ)
関節をつなぐ靭帯や血管を傷つけた状態で、関節が腫れ、内出血で皮膚が変色したり、
動かなくなっ たりします。
挫傷(ざしょう)
急性:筋肉に対して過度の緊張や不意に加わった荷重、急激な抵抗などによって、一回
の筋肉の強烈な収縮が発生し、筋肉や腱が、完全または不完全断裂(肉離れ)した状態
をいいます。症状として、激痛、凹み、腫瘤、筋肉や腱が動かない、または痛くて動かせ
ない、時間とともに内出血が出たりします。
亜急(慢)性:認知できないような力が、繰り返しまたは断続的な筋肉の収縮のよって、腱
付着部、腱及び筋細胞の破損や筋線維の微小断裂など、それに引き続く不完全な修復の
蓄積であったり」その他、種々の条件によって生じます。
症状として痛み、凝り、違和感、不快感などがあります。このような場合は、腱断裂や障害
の前兆であったりします。
単なる肩こり、腰痛、筋肉や腱の疲労などと簡単に自己判断しないでください。
打撲(だぼく)
強く打ったり、誤って物を落としたり、またはちょっとした打ち身でもケガの部位によっては、
以外に痛みが取れない事があります。軽く見ないようにしましょう。
その他お身体の事ならどんなことでも相談ください。
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